昨日、ナメコ採りに、山に入ってきました。3,4日前に強い風が吹いたせいか、木々の葉はほとんど落ちていました。葉が落ちると山の中でも、見通しが良くなります。山はすっかり冬支度です。
1週間前にはまだ小さくて、採り残していたナメコはこんな状態でした。
写真ではよく分からないかもしれませんが、成長しすぎてしまい、ほとんど食べられる状態ではなくなっていました。残念です。気温が例年並ならちょうどよかったかもしれませんが、この1週間の気温が高すぎ、成長しすぎたようです。気温が低い時などは、1週間たってもあまり成長しないこともあります。気温が高かったので心配していましたが、悪い予感が当たってしまいました。これもまた経験です。
それでも2,3箇所ナメコを見つけました。
これは倒木に出ていたナメコです。少し小さすぎるくらいですが、いただいてきました。
次は立ち枯れのミズナラに出ていたナメコです。
このナメコは、3~5メートルの高いところに出ていたので、とても手を伸ばして採るわけにはいきません。
私は折り畳み式のタモ網を買ってきて、網の代わりに鎌を取り付けた道具を用意して、それでそぎ落として採ります。ナメコ採りの時期には必ずこの自作の道具を持って山に入ります。ナメコだけでなく、手の届かない木の高いところに出るキノコはたくさんあります。(もちろん手の届くところに出ている場合もあります。)特に晩秋から初冬にかけて出るヒラタケやムキタケは高い場所に出ることが多いので、この時期のキノコ採りには、この折り畳み式の鎌が必需品となります。
昨日は結構ナメコが多く採れたので、6軒におすそ分けしました。