雪国・十日町から ちからのブログ

豪雪地に暮らす思いとその自然について綴ります

この冬・・雪の状況

 この冬はここまで少雪で、今朝は積雪が50㎝ほどしかありません。
 昨年の暮れ12月19日、20日には柏崎や長岡で車が立ち往生しましたが、その時にも十日町ではそれほど多くの降雪はありませんでした。(柏崎では立ち往生の区間が22㎞超にもなった。)
 それでも1月1日の夜から6日の朝までは雪が続き、最高で1m近くまで雪が積もりました。しかし、それ以降今朝まではほとんど曇り、雨、そして晴れの日が続いて、積もっていた雪は前述のように50㎝ほどに減りました。
 昨日からの寒気もほとんど十日町には影響がなく、昨日は午前中はよく晴れ、午後は曇りになりました。夜は強い風が吹いたものの、未明まで降雪がなく、早朝から薄っすらと雪が降りました。

 土曜の朝なので、自宅の前の道には、車の跡も人の靴跡もありません。美しく雪が覆ってくれました。下の写真は私の靴跡です。

 来週の24日からは強烈な寒気が南下して、警報級の大雪になる恐れがあるという予報が出ています。心配です。それでも1月の20日過ぎの今日まで少雪であったことはありがたく感じています。(1カ月儲けた、という気持ちです。)

2022茸シーズン Part5

  昨日(10日)山に入って、ヒラタケとムキタケを少しですが採ってきました。下の写真はヒラタケです。

 下の写真は昨日採った茸をきれいに洗ったものです。

 たったこれだけで、ナメコは採れませんでした。
 実は11月29日にも茸を採りました。その時はナメコとヒラタケ、それにムキタケを採りました。

 下の写真は分かりにくいと思いますがムキタケです。

  

 12月1日から2日に雪が降り、積もりそうだという予報だったので、今年の茸採りは11月29日で終わりかと思っていました。しかし2日に降った初雪はうっすらと積もっただけで、翌日にはほとんど消えました。そこで再び昨日も山に入り茸を採ることができました。14日、15日と雪の予報なので、今度こそ2022年の茸採りは終了かもしれません。

2022茸シーズン Part4

 昨日(17日)に山に入ってきました。

 写真のように木々の葉は散っていました。
 11月6日、14日にも山に入りましたが、ほとんど収穫はありませんでした。昨日は久々にナメコがたくさん採れました。

 収穫時期もピッタリで最高のナメコでした。もちろん3軒にお裾分けもしました。
 ヤマブシタケもたった1個でしたが採りました。

 今年はクリタケをほとんど見かけません。ナラタケにいたってはまだ1つも見ていません。

 先日、小中学の同級生が亡くなっていたという話を聞きました。山が好きで、春は山菜、秋のキノコはもちろんですが、渓流釣りもプロでした。余りに熱中するあまり、妻に逃げられて、湯沢でビルの管理人をして1人で暮らしていましたが、秋山郷の川原で死体となって発見されました。きっと足を滑らせ石に強く頭をぶつけて亡くなったのでしょう。村人のものではない車がずっと止まっているというので、川原を捜索したところ死体が発見されました。
 彼はマイタケ採りのプロでもありました。

 妻子捨て思いのままに生きた友川原で死ぬは願いしことか  (ちから)

 茸採り渓流釣りに生きた友秋山郷の川原に死する  (ちから)

 岩魚釣り舞茸採ったと喜々として話すお前がうらやましかった  (ちから)

 俺だって岩魚を釣って茸採り自由に生きてみたいと思う  (ちから)

 大きな岩魚を釣ったことや、舞茸採りのことを急き込んで話す友の姿が目に浮かびます。

 なにゆえに妻子を捨てて山川に寂しかろうにただ一人では  (ちから)

 冥福を祈ります。楽しい話をありがとう。

秋野菜の収穫 Part3

 大蕪の種を蒔いて60日が過ぎ、順調に育った大蕪を毎日収穫しています。下の写真は今日収穫した大蕪と中蕪です。

 大蕪は去年とは品種を替え、早生品種にしました。その上太陽の陽が当たるところに種を蒔いたので、今年は順調に育ちました。味は薄く切ったものは中蕪とほとんど変わりませんが、厚く切ったものを味噌漬けにすると、ちょっと歯ごたえが落ちるようです。いっぱい穫れるので、5軒にお裾分けしました。

 上の写真のネギはいただいたものです。天日で乾かして保存します。
 お裾分けしたり、いただいたり。十日町ではこの良い習慣が健在です。