雪国・十日町から ちからのブログ

豪雪地に暮らす思いとその自然について綴ります

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

予報は外れ、雪は10㎝

昨夜は窓に吹き付ける雪の音や屋根を滑る雪の音が、眠りながらも聞こえていました。朝にはどんなに雪が積もっているのだろう。予報通り70㎝なのだろうか、心配でした。 私が雪の朝、一番にすることは、ゴム長を履いて地面に立って、積もった雪の深さを確認す…

天気予報の脅し

昨晩の天気予報は、「この冬一番の寒波がやって来て、新潟県の山沿いでは朝までに60㎝くらいの雪が降りそうです。大雪に注意してください。」ということでした。(今朝の積雪は10㎝ほどでした。) 今朝の天気予報は、「明日の朝までに(24時間で)降る雪は、…

家の裏の雪山を崩す

ここ2,3日の降雪で、積雪が増えてきました。それでも平年の半分くらいですが、我が家の裏は、2階の窓まで届きそうな雪の山になっています。 我が家の屋根は落雪式(屋根の傾斜を強くして、自然に雪が滑り落ちるようにした屋根)で、屋根の雪は全て裏に落…

家の作りやうは冬をむねとすべし

「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。」(徒然草・第55段)と、兼好は書いていますが、雪国・十日町では、「家の作りやうは、冬をむねとすべし。」です。冬の除雪のことを考えて、家を作る場所を決めないと、とても苦労すること…

雪国らしい冬の天気

今日は、雪が降っているかと思うと、陽が射し、これで晴れるのかと思うと、また雲って風が強く吹き、雪が降りだす、そんことを一日中繰り返す、雪国の冬の天気。 この天気を、嫌な天気と思うか、それともありがたいと思うのか。 嫌だけれども、ありがたい、…

信濃川の霧氷

今朝はとても冷え込みました。 信濃川の川原のニセアカシアの木に、霧氷ができていました。 信濃川から立ち上る冷えた水蒸気がニセアカシアの木に付着し、霧氷となったと考えられます。 (ぼんやり光っているのは、太陽です) 実に美しい光景でしたが、写真…

冬の月とオリオン座

昨日の夜は、月が見えました。 昨日1月14日は、旧暦でいうと12月9日です。 徒然草の第十九段「折節の移りかはるこそ、ものごとにあはれなれ。」には、「すさまじきものにして見る人もなき月の寒けく澄める、廿日あまりの空こそ、心ぼそきものなれ。」とあり…

太陽の光

昨日は一日晴れ、今日も陽射しがありました。 家の前の雪はすっかり消えて、コンクリートが乾いています。 こんな些細なことが、私にはとっても嬉しいことです。 これが三月なら、冬の終わりがもうそこまで来ているように感じられるのですが、 今はまだ小寒…

厳寒の朝

昨日1月10日は、この冬一番の寒い朝でした。 気温は-10°くらいだったと思います。 こういう厳寒の朝は、毎年一冬に数日はあります。 家の窓はすべて凍り付き、全く開きません。 晴れて放射冷却が強まった朝、前日降った雪が朝日に美しく輝きます。 清らかで…

初めまして

新潟県の十日町市は豪雪地として有名です。 私はそこで生まれ育ち、今もそこに暮らしています。 この「雪国・十日町から」というブログで、 豪雪地・十日町の自然や人々の暮らしぶりを紹介したいと思います。 雪の恵み・春の山菜、秋の茸、山野草etc 豪雪地…