雪国・十日町から ちからのブログ

豪雪地に暮らす思いとその自然について綴ります

寒参り、完遂ならず

 寒参りとは、寒中(小寒の初めから大寒の終わるまでの間)、夜、神社・仏寺に参詣することです。今年は小寒が1月6日、大寒が1月20日で寒中の終わりは2月3日でした。

 私は1月6日から毎晩、片道約2.5㎞のところにある千手観音様にお参りに出かけていました。車で観音様まで行くのですが、車を止める場所が確保されているわけではなく、道路の端に駐車するしかないので、大雪の時は車を止めておくところがなくて困ってしまいます。今年は比較的小雪だったので、駐車場所に困ることもなく、1月30日まで順調に寒参りは進んでいました。残すはもう四日。天気予報では大雪になりそうになかったので、今年は寒参りが完遂できると思っていました。

 それが先日のブログに書いたように、1月31日の朝転んで骨折したためにできなくなってしまいました。残念でした。

 雪国でなければ、寒参りもさほど大変なことではないでしょう。

 今年は小雪でしたが、それでもやはり雪国の寒参りには危険が伴います。雪が降らなければ、道もあります。

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 それが雪が降ると、

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こうなってしまいます。(これでも今年は小雪です)

 屋根の落雪、杉の木からの落雪に注意して、お参りをしなければなりません。屋根の雪の状況を確認し、一気に雪山を駆け抜けます。

 来年は寒参りに挑戦するかは決めていません。命を危険にさらしてまですることではないかもしれません。

 左膝のお皿の骨折という大怪我をしてしまいましたが、頭を打たなかったのは千手観音様のおかげと思い、これからもできるだけお参りをしていきたいと思います。