昨日、山の集落に行ってきました。山の集落といっても、我が家から3、4キロのところにある集落です。
ウグイスが啼いていました。ホトトギスもキジバトも啼いていました。小雨の降る山の集落は、実に静かで豊かな空間で、入り込むとそこに閉じ込められて、もうそこから出てこれなくなるような思いにさせられました。
ホタルブクロが咲いていました。

ちょうどミツバチが飛んできて、花の中に入り込みました。
道の斜面には、小さなクジャクシダが揺れていました。


クジャクシダは涼やかな感じがして、観賞用に家で育てている人も多いようですが、私は昨年の秋にここから採取して、家で育てています。春に芽を出してくれましたが、家の外に出していたら風で折れ、吹き飛ばされてしまいました。今は家の中で育てていますが、ほんの数本芽吹き始めたばかりです。
石垣の苔の緑がとても鮮やかです。

最近、苔にも興味が湧いてきました。
ユキノシタが石垣に咲いていました。

ユキノシタには石垣が一番似合います。これこそ田舎ののどかな景色という気がします。写真でうまくその雰囲気を伝えられないのが残念です。
先日、ブログに載せようと、蛍の写真を撮りに出かけました。蛍は飛んでいましたが、残念ながら写真はうまく撮れませんでした。蛍には本当に心が惹かれます。
物思へば沢の蛍も我が身よりあくがれ出づるたまかとぞ見る
この歌は和泉式部が最初の夫・藤原保昌との復縁を願って、貴船神社に参詣した折に作った歌とのことですが、現代の私たちは「物思へば」を恋愛に限らず、もっと広く考えてもいいようの思います。
この一茶の句からは、源氏蛍の飛ぶ様子が目に浮かびます。