雪国・十日町から ちからのブログ

豪雪地に暮らす思いとその自然について綴ります

暑い暑い夏

 暑い日が続いています。

 今朝の新聞(新潟日報)を見たら、今年5月下旬にパリに移住した船木亜瑠さんという方がこんなことを書いていました。

 フランスの一般家庭には基本的にエアコンがありません。先日フランスは熱波に覆われましたが、家庭では簡易なスタンドのものか扇風機。また、寒暖差が激しく、多くの人々は少し我慢すればまた涼しくなると思っているので、一般家庭へのエアコンの導入は進んでいません。熱波の際はタオルを凍らせて暑さをしのぎました。

 フランスを熱波が襲い、40℃を超えていると聞いていましたが、こういう状況だとは知りませんでした。私は自分の部屋にはエアコンがないのですが、ときどきエアコンのある部屋に行って涼んでいます。

 夜は寝室の窓を開けて眠っています。暑さの最盛期の今は、明け方になって漸く空気が涼しくなります。まだ暗い4時過ぎから蜩が鳴きだします。横になりながらその声を聞いていると、極楽浄土にいるような気がします。日が昇る前に蜩は鳴き止み、日が昇ればまた猛暑が始まります。

 この猛暑で元気なのが畑のオクラです。

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 1日に10本くらい取れるようになりました。思い起こしてみるとオクラを食べるようになったのは、30歳を過ぎてからのようです。それにしてももう30年以上たちますが、いっぱい食べるようになったのは、もちろん畑で作るようになってからで、まだ10年くらいのものです。
 キュウリもまだ毎日10本以上取れていますが、お毎年お盆頃にはあまり取れなくなります。今は毎日キュウリを3~4本は食べているので、少々食傷気味です。

 今年初めてロマネクコを作りました。

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 本当は作ろうと思って作ったわけではなく、いつも野菜の苗を買うところで、おばさんからサービスでもらった苗を植えてみたら、それがロマネスコだったのです。初めて作り、初めて食べてみました。カリフラワーに似た食感と味でした。それにしてもこの独特な形は、茸好きの私にはマイタケのように見えます。

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この形は細密描写で特異な造形美を創り出す、池田学氏の絵を連想させます。

 

 花はヒオウギハナトラノオが元気に咲いています。

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 ヒオウギは咲き終わると、黒い丈夫そうな種をいっぱいつけます。それを面白がって蒔いていたらいっぱいになってしまいました。

 

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 ハナトラノオはこうして写真で見ると、何とも涼やかです。