3日前に芽が出始めていたマイタケがあったので、採りごろかと思って山に入ってきましたが、まだ成長していませんでした。
マイタケはこんな状態なので、来週の火・水あたりにもう一度行ってみようと思います。本当に茸は採るタイミングがなかなか読めません。
こんな茸も出ていました。
実に可愛らしい幼菌ですが、オオワライタケ(毒)のようです。
笑ひ茸食べて笑つてみたきかな 鈴木真砂女
これは食菌のムラサキシメジのようですが、100%の自信がないので採るのはやめました。とにかく自信が持てない茸は採らない、食べないが基本です。ということで、今回のキノコ狩りは全く収穫がありませんでした。空振りです。
とどのつまりは手ぶらにて茸狩 鷹羽狩行
高校生の時、生物の酒井先生(この先生は茸の専門家でした)が、授業でマイタケの写真(大きさが分かるようにマイタケの横にタバコの箱が置いてある)を見せてくれたり、ベニテングタケ(毒)をスライスして少しずつ食べている話をしてくれました。ベニテングタケの毒はそれほど強くないので少しなら食べられ、しかもおいしいようです。(私はもちろん真似はしません。)
10月9日に茸の鑑別講習会があるので参加してみようと思っています。茸は同じ茸でも出る時季や場所で色や形が微妙に違うところがあったり(マイタケは普通9月の彼岸頃から10月の初旬に出ますが、11月に見つけたこともあります。そのマイタケは別物のように見えました)、似た茸がたくさんあるので、講習会に参加してもそれで簡単に茸の種類が見分けられるようになるわけではありませんが、参加して勉強してみようと思います。なにより茸好きの人に会うのが楽しみです。