雪国・十日町から ちからのブログ

豪雪地に暮らす思いとその自然について綴ります

四度目のキノコ狩り

 まず訂正です。9月28日のブログに載せていた、次の写真はマイタケの幼菌ではありませんでした。

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 ここで何度かマイタケを採ったことがあり、マイタケの幼菌にはこんな形に似ているのがあるので、マイタケの幼菌と思ってしまいました。しかし前回のブログに書いた通り、この幼菌は腐ってしまいましたし、その後に見つけた幼菌も今日行ったところ腐っていました。マイタケの幼菌ではなかったようです。シロホウキタケ(茸のうまみが強く、最高においしい茸で、茸の王様・キング オブ キノコと言ってもいい希少な茸です。私も幾度か採ったことがあり、出る場所を知っているのですが、中越地震以降一人で山奥に行くのが怖くなって採りに行かなくなりました)に似ていますが、腐ってしまうので(シロホウキタケなら成長してもいい)、どうも違うようです。

 四度目のキノコ狩り(今日10月5日)で、こんな茸に出会いました。

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 ハナビラニカワタケです。キクラゲの仲間でとてもおいしい茸です。

 次はツキヨタケ(毒)です。

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 今日の新潟日報に、今秋初の茸中毒の記事が載っていました。魚沼市でこのツキヨタケを食べた男女に中毒症状がでたということでした。最も食中毒の多い茸です。

 次はマスタケです。

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 食菌のようですが、私は食べたことはありません。とてもきれいなオレンジ色の茸です。

 次は可愛らしい茸です。

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 ヒトヨタケ科の茸のようです。森の妖精です。食べたことはありません。

 マイタケも見つけました。

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 上の2枚の写真のマイタケは、倒れたミズナラの木に出ていたものです。この木が倒れて3年ほどたつので、今年はもう出ないと思っていました。出てくれて感謝です。この倒れたミズナラの木が元気だったときには、マイタケが5,6株も出た年もありました。いつまでも元気でいて欲しかったのですが、倒れてしまい残念でした。ミズナラの木がいつまでも元気でいることを願うばかりです。

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 これは別のまだ生きているミズナラの木に出ていたものです。どれももう少し大きくしてから採ろうと思って、今日は採ってきませんでした。

 今日の収穫はこれだけでした。

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 私にはこの森に入る時に、いつも手を触れて感謝の気持ちを伝える木があります。

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 大きくて風格のあるミズナラの木でしたが、10年近く前に枯れてしまいました。枯れてしまってからも、いつも手を触れて感謝の気持ちを伝えています。もう数年すると腐って倒れてしまうかもしれません。そうなったら違う「森の神の木」を見つけなくてはいけません。
 写真の右下の茸は直径が60㎝もある大きな茸です。

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 ミヤマトンビマイタケ(9月25日撮影)のようです。ミヤマトンビマイタケは食べるのには適さないようです。もちろん私は食べたことがありません。