昨日、5度目のキノコ狩りに山に入りました。2日前に残してきたマイタケは大きくなって採りごろになっていました。
このマイタケは採ってきましたが、もう1株はまだ小さかったので残してきました。2,3日後に採ろうと思います。マイタケもこれで今シーズンは終わりのようです。
珍しい茸に出会いました。ヤマブシタケです。
この茸は採ろうと思って採れるようなものではなく、偶然出会ったらありがたくいただく茸です。写真のヤマブシタケは小さなものですが、大きいものでは直径15㎝くらいにの塊になることもあります。形が山伏の衣装の胸の部分についている梵天(丸い飾り)に似ていることから、ヤマブシタケという名がついたようです。アメリカの西部開拓の時にはヤマブシタケは同じ重さの金と交換されたといいます。とてもおいしい茸で吸い物にすると上品な味がするし、すき焼きには最高です。
小千谷信濃川水力発電館は山本山の中腹にあり、市民の家と 併設されています。
中の様子です。
上の写真の真ん中に見える掲示物です。
さらに左側の掲示物を拡大してみると、次のように書かれています。
この「10年間(平成10年1月~平成19年12月)の超過取水量・・約1.8億㎥」は9月17日のブログ(水涸の大河・信濃川)に書きましたが、JR東日本が内部調査をして発表した デタラメの数字です。実際は2002(平成14)年から2008(平成20)年の7年間で1.7億㎥で、発電所内の取水口別に取水された不正取水分を足し合わせると、2002年から2008年の7年間で合計約3.1億㎥に上ります。それも記録に残っているものから分かる不正取水量で、改竄プログラムが1990年から設置されていることを考えると、信濃川からの不正取水量はそれ以上になる可能性があるのです。(詳しくは9月17日のブログを見てください。)JR東日本はデタラメと指摘された後に、調べなおして正確な不正取水量を発表するべきでしたが、それをしていません。十日町市長・議会はJR東日本に正確な不正取水量を示させることもなく、取水再開の許可をしています。十日町市長や議員はこの小千谷信濃川水力発電館を見学したことがあるのでしょうか。こんなデタラメな記述をしているJR東日本を信用などできるものでしょうか。全くJR東日本の体質は変わっていないと言わざるを得ません。
こんな記述もあります。
「一部のゲートに不具合があったため」と書かれていますが、実際はJR東日本は2004年10月の中越地震以降、点検で不具合を確認していたのにそれを放置していたのです。「一部のゲートに不具合があったため」とは、それを読むと後で調べたら不具合が見つかったかのような書き方です。「約1,700万㎥」の数字も間違っているようです。
上の2枚並んだ写真の右側の掲示物には、次のように書かれています。
「信濃川の河川環境との調和を図り、地元地域との共生を図ることができてこそ、信濃川の貴重な水を使わせていただき水力発電を続けていくことができるということを決して忘れず、地域に信頼される発電所を目指してまいります。」という言葉は実にしらじらしく感じられます。