雪国・十日町から ちからのブログ

豪雪地に暮らす思いとその自然について綴ります

記録的な暖冬、少雪

 十日町では記録的な少雪、暖冬が続いています。

今朝の様子です。

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 久しぶりに薄っすらと雪が降りました。しかし御覧の通り積雪は0㎝です。今年に入って一番雪が多かったのは1月2日の朝で、15~20㎝くらいの積雪があり、除雪もしました。除雪したのは今年になってからはこの日だけです。(昨年の12月6日の朝にも除雪しました。この冬の除雪はこの2回だけです。)
 気温も高く1月28日には14.1℃を記録しました。これは1月としては十日町の最高記録のようです。
 私も十日町で暮らして、このような暖かく、少雪の冬を経験したことはありません。このままだと記録的な暖かく雪の少ない冬になりそうです。

 私はこの暖冬、少雪に感謝しています。除雪の心配をする必要がなく、そして外を足もとを気にせずに歩けるからです。雪が多いと道路は狭くなり、凍って滑ることもあり、どうしても外を歩くのが億劫になります。雪のない今年はどこでも歩くことができます。
 一度、山にも入ってみました。茸はさっぱり出ていませんでしたが、1月に山を歩くのは初めての経験でした。
 散歩もできます。下の写真は私の散歩道です。

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 この道は除雪はしないので、雪が多ければ春まで歩くことはできません。この冬は自由にどこでも歩き回れます。ありがたいことです。

 しかし、今日から冬型の気圧配置になるようです。このままで冬が終わるはずはない、とまだ2月(3月も)があるので思っています。
 なにしろ十日町の冬は、

 一夜さに雪の越後と変わりはて    (鶯衣)

なので、どかっと雪が降ることを恐れています。