雪国・十日町から ちからのブログ

豪雪地に暮らす思いとその自然について綴ります

2022茸シーズン Part4

 昨日(17日)に山に入ってきました。

 写真のように木々の葉は散っていました。
 11月6日、14日にも山に入りましたが、ほとんど収穫はありませんでした。昨日は久々にナメコがたくさん採れました。

 収穫時期もピッタリで最高のナメコでした。もちろん3軒にお裾分けもしました。
 ヤマブシタケもたった1個でしたが採りました。

 今年はクリタケをほとんど見かけません。ナラタケにいたってはまだ1つも見ていません。

 先日、小中学の同級生が亡くなっていたという話を聞きました。山が好きで、春は山菜、秋のキノコはもちろんですが、渓流釣りもプロでした。余りに熱中するあまり、妻に逃げられて、湯沢でビルの管理人をして1人で暮らしていましたが、秋山郷の川原で死体となって発見されました。きっと足を滑らせ石に強く頭をぶつけて亡くなったのでしょう。村人のものではない車がずっと止まっているというので、川原を捜索したところ死体が発見されました。
 彼はマイタケ採りのプロでもありました。

 妻子捨て思いのままに生きた友川原で死ぬは願いしことか  (ちから)

 茸採り渓流釣りに生きた友秋山郷の川原に死する  (ちから)

 岩魚釣り舞茸採ったと喜々として話すお前がうらやましかった  (ちから)

 俺だって岩魚を釣って茸採り自由に生きてみたいと思う  (ちから)

 大きな岩魚を釣ったことや、舞茸採りのことを急き込んで話す友の姿が目に浮かびます。

 なにゆえに妻子を捨てて山川に寂しかろうにただ一人では  (ちから)

 冥福を祈ります。楽しい話をありがとう。