雪国・十日町から ちからのブログ

豪雪地に暮らす思いとその自然について綴ります

春・・桜、木々の芽吹き

 桜が満開です。今年はどの木もたくさんの花をつけています。桜の花芽を食べるウソの被害が少ないようです。

f:id:chikaratookamati:20190420134951j:plain

お堂はまだ雪囲いのままですが、桜は満開です。桜の影がお堂に映り、とても穏やかな気持ちになります。

 信濃川の川原のニセアカシアが、芽吹きだしました。

f:id:chikaratookamati:20190420140015j:plain

春のうららかな景色です。

 「芽吹き」と書きましたが、辞書で「芽吹き」を調べると、「樹木が目を出すこと」と書いてあります。木々が芽を出すのではなく、木々の葉が開き始めることを言葉にしたいのですが、それを端的に表す言葉が見つかりません。「若葉が萌える」という表現は、五月の新緑の頃を表すようです。やはり「芽吹き」でいいのでしょうか。

 山の美術館は、ブナの芽吹きに包まれていました。

f:id:chikaratookamati:20190420181938j:plain 

f:id:chikaratookamati:20190420182009j:plain
メルヘンチックなこの美術館(星と森の詩美術館)は、大のお気に入りです。私は一人この美術館の森の中に入り、散策することもあります。

f:id:chikaratookamati:20190420142312j:plain

左がブナの若葉、右がミズナラの若葉です。

 ミズナラは、私にとって、秋の恵み・茸の生える掛け替えのない木です。私はブナの木から、ほとんど茸を採ったことはありません。