雪国・十日町から ちからのブログ

豪雪地に暮らす思いとその自然について綴ります

ナラタケが姿を見せず

 前回のブログにも書きましたが、ナラタケが全く採れません。こんなことは30年以上茸を採っている私も初めてです。
 10月になっても気温が下がりませんでした。あまりに暖かいせいで、ナラタケの出るのが遅くなっているのだろう。気温が下がれば出るかもしれないと考えていました。17日頃から気温が下がりました。その下がり方は急で、一気に寒くなったような感じでした。それでも気温が下がったのだから、ナラタケが出るかもしてないと思い、19日、24日と山に入りました。しかし、そこにはナラタケの姿は全くありませんでした。私が茸を採りだして30数年になりますが、初めてのことです。想像もしなかったことが起こっています。来年、再来年と、今後はどうなるのでしょう。温暖化の影響が様々なところに出てきそうです。

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 山ではツルアリドオシが、かわいい赤い実をつけていました。

 我が家のささやかな畑で白菜が穫れました。

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 今年は売りに出してもいいくらいの白菜が穫れました。これほど質のいい白菜が穫れたのは初めてです。これも例年以上に手を掛けて育てたせいでしょうか。これほどいい白菜ができるとは思っていませんでした。専業一人農家の私としては、少し自信になります。

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 五月菜は順調に育っています。蕪もようやく少し穫れるようになりましたが、なかなか思うように大きくなってくれません。じっとしばらく我慢です。