雪国・十日町から ちからのブログ

豪雪地に暮らす思いとその自然について綴ります

大文字草が満開に&とう菜

 大文字草が満開になりました。

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 前にも書いたように、葉が枯れてしまい、花が小ぶりで、昨年よりも美しくないように感じます。来年は春になったら植え替えをして、もう少し熱を入れて世話をしたいと思います。今年は農作業の方に力を入れて、ちょっと大文字草の世話をいい加減にしてしまいました。
 育ててみると、大文字草は繁殖力が旺盛で、結構強い植物であると分かりました。とは言え放っておいては育ちません。一年一年がいい経験、勉強になります。

 我が家のささやかな畑では10月4日に茄子を撤去しました。まだ収穫が続いているのはオクラとピーマンだけになりました。オクラは9月の終わりころまでは毎日20本ほど穫れました。今はその半分ほどになり、そろそろ終わりになりそうです。計算してみると今シーズン、オクラを1500本くらいは収穫したようです。よく穫れたものです。それをみんな食べてしまいました。それにしてもよく食べたものです。
 9月になってから種を蒔いた「とう菜」が成長し、それを間引きして食べています。

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 左から五月菜、新潟とう菜(三月菜)、アスパラ菜です。妻に茹でてもらって食べ比べしてみました。どれもほとんど変わりませんが、左の五月菜がまだ若いせいか甘みがありました。15㎝間隔になるくらいまで間引きながら食べ、残したものから来年の春、成長してくるものを食べようと思ています。雪の下で眠り、春先に出るものが一番おいしいと思います。
 蕪は葉が元気に大きくなっているので、順調に育っていると思うのですが、なかなか土の上に顔を出してくれません。それでもちょっと顔を見せ始めたものもあります。まだまだ収穫までに日がかかりそうです。
 昨日は撤去した茄子のところに、廿日大根と大崎菜の種を蒔きました。この時期に種を蒔いて果たして成長するのか分かりませんが、様子を見ようと思います。

 マイタケは前回書いたように、全くの不作です。採れない上に、採れたものも質が良くありません。天然のものには栽培のものに無い、弾力のある食感があります。しかし今年のものはぴったりの時期に採ったのに、コリコリと言ったらいいのか、どう表現したらいいのか分かりませんが弾力がありません。成長しすぎたマイタケのような食感でした。
 キノコの出る時季が読めなくなりました。以前はアマンダレ(ナラタケ)は10月5日前後に採れました。私にとって10月5日は「アマンダレの日」でした。それが一昨年は採れたのが10月21日、昨年は10月17日で、今年はまだ全く出ていません。これも温暖化で気温が下がらないせいだと考えられます。今年は採れないかもしれません。(もちろん十日町では「オク」と言って、少し遅くなってから出るアマンダレもありました。10月5日は一般的なアマンダレの採れた日です。)