雪国・十日町から ちからのブログ

豪雪地に暮らす思いとその自然について綴ります

家の裏の雪山を崩す

 ここ2,3日の降雪で、積雪が増えてきました。それでも平年の半分くらいですが、我が家の裏は、2階の窓まで届きそうな雪の山になっています。

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 我が家の屋根は落雪式(屋根の傾斜を強くして、自然に雪が滑り落ちるようにした屋根)で、屋根の雪は全て裏に落ちるようになっています。そのため平年の半分ほどの雪なのに、もう雪が2階の窓まで届きそうになりました。(1階はコンクリートで高さは約2.7mあり、駐車スペースになっています。)今夜から今シーズン最強の寒波がやって来て、積雪が増えるという予報なので、午後の晴れ間に雪山を崩しました。これで一安心です。

 屋根から落ちた雪は固く締まっていて、我が家の小型除雪機では歯が立ちません。そのためにスノーダンプで崩します。一冬に2回、3回と雪山を崩すこともあります。放っておけば3階の窓まで雪で埋まってしまいます。(2階の窓にも板をはめられるようになっています。)親切な方がいて、大雪の年はブルドーザーで雪を押して、崩してくれます。とてもありがたくて涙が出るほどです。

 雪国・十日町では、みんなで助け合って冬を乗り越えます。