雪国・十日町から ちからのブログ

豪雪地に暮らす思いとその自然について綴ります

梅雨明け

 昨日、梅雨が明けました。
 梅雨入りは6月18日でしたから、今年の梅雨は1カ月弱で終わりました。全国各地で災害が起こっていますが、幸いにもここ十日町は被害もなく例年通りの梅雨でした。
 家の前の田んぼの稲は、すくすくと成長して、緑の絨緞になっています。

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 爽やかで清々しい眺めです。上の写真は今朝6時前に撮ったものです。この季節は日の出が早くて、新聞によると今朝の新潟の日の出は4時33分です。しかし最も日の出が早い時期は6月21日の夏至の前(6月8日~20日)で4時21分でした。(夏至の日は4時22分。)もう12分も遅くなっています。日の入はどうかというと最も遅いのは夏至の頃(6月21日~7月5日)で19時10分でした。今日は19時6分です。日の入はまだ4分早くなっただけです。勤めている頃は、まだ明るいうちに帰宅できると嬉しく思ったものです。

 我が家の畑でも順調に作物が成長しています。

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 左の2列が豆、次がオクラ、そして右の3列が枝豆(ピーマンも2本あります)です。
 豆はスナップえんどう、モロッコ豆、インゲン豆の3種類を植えました。まだ盛りではありませんが、スナップえんどうとモロッコ豆が少しずつ穫れ始めました。スナップえんどうは今年初めて植えてみました。とても甘く美味しいのにびっくりしました。来年はいっぱい植えようと思います。
 オクラはまだ収穫できませんが、花が咲きだしているので1週間もすれば収穫できそうです。オクラは例年の2倍以上植えました。約90本です。ここ十日町では1箇所に2本植えることが多いようですが、ネットで調べてみると1箇所に5本植えているという農園があったので、今年は1箇所に3本、4本と植えてみました。あまりにびっしりと植えたので、どうなるか心配でもあります。
 枝豆は3回に分けて時期をずらして植えました。私はいつも極早生品種を植えています。枝豆の収穫が終わったら、ここには白菜を植える予定です。

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 左に3列は枝豆ですが、次の列はモロヘイヤと枝豆、それにネットを掛けてあるところは廿日大根です。次の2列は里芋、一番右の列がピーマンにモロヘイヤです。
 廿日大根のところにはアスパラ菜を植えていましたが、収穫が終わったので、苦土石灰と鶏糞を撒いて耕して約2週間おき、廿日大根の種を蒔きました。この時期になると虫が葉をいっぱい食べてしまうようなので、防虫ネットを掛けてみました。さて効果があるかどうか。
 里芋は今のところ順調に育っています。このまま育ってくれたらと思います。これから暑くなりそうなので、乾燥させないように水をやりたいと思います。
 ピーマンは順調に育っています。ここの3本と他の2本は同じピーマンですが違う品種です。2本は苗屋さんから、作ってみて、といただいたものです。どんなピーマンができるのか楽しみです。

 畑を見て、きれいに草取りができていると思いませんか。こんなに梅雨明けに畑がきれいになっているのは初めてです。専業一人農家としては上出来です。
 ここに写真を載せていませんが、他にキュウリと茄子、それにスティックセニョール、アスパラを植えています。キュウリは毎日5、6本穫れています。ここのところ朝晩2、3本ずつ食べています。もう少々食傷気味です。

 それにしても農業というのは、重労働ですが、格別の喜びがあります。目に見えて作物が成長し、収穫を得る。その過程をつぶさに自分の目で確かめることができます。太陽と土と水と自分の労力とが一体となって、作物ができ上がる。太陽・土・水(雨)への感謝と達成感。全てが実にシンプルで明快です。

 ところで、夏の暑さに耐えられるものは何かと考えて、コリウスプランターに植えてみました。

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 今のところ、結構うまく育っています。コリウスを育てるのは初めてなので、これからどうなるかは予想ができません。

 梅雨明くることにも希望托したく         (柏井幸子)