雪国・十日町から ちからのブログ

豪雪地に暮らす思いとその自然について綴ります

異常高温の夏

 昨日、全国で最高気温を記録したのは、新潟市秋葉区(新津)で39.4℃でした。新潟県内の市町村が全国最高気温を記録した日が、8月には何と13日もありました。この夏は全国で新潟県が最も暑かったと言ってもいいのではないでしょうか。まさに異常高温の夏です。
 雨も異常に少なく、私の住む十日町市の川西地区では7月21日の梅雨明けから今日まで、雨が降ったのは2回だけといってもいい状況です。2日ではなく、2回です。2回というのは30分とか1時間しか降らなかったからです。

 今年、私は里芋を初めてマルチで植えてみました。里芋は雨が好きで水やりが大変なので、マルチに挑戦したのですが完全に失敗してしまいました。雨が降らず枯れ始めたのに、もう少し様子を見てみようと手当を先延ばしにしたため、ほとんど収穫を期待できない状態にしてしまいました。下の写真のような状態です。

 もっと早くマルチを切って水をやっていればこんなことにならなかったと、本当に残念です。しかし来年の作付けのヒントを得ることもできました。マルチをしても、それを写真のように切って水をやれば水やりを軽減することができることに気が付きました。下の写真を見てください。

 こうしてマルチを引っ張って水をやり、また閉じておけばいいのです。閉じておくと乾燥をかなり防げます。こんな簡単なことをどうしても考えつきませんでした。来年はうまくできるのではないかと思います。
 それに例年あまり大きく育たなかったのは、肥料が不足していたようです。どうして大きくならないのかと、年配の農家の方に尋ねたら、「いっぱい肥料を入れろ」と言われました。自分では結構いっぱい肥料を入れていたように思っていましたが、それでもまだ足りなかったようです。来年こそ里芋をいっぱい収穫したいものです。